個人融資？優良ソフトヤミ金の存在とは？

まともなヤミ金はここしかないと思います。困ったら相談するしかないです。

2018年12月14日

どうしてもお金を借りないとやっていけない、という時が誰にでもあります。そんな時、使用されている傾向にあるのが「優良なソフトヤミ金」です。

とはいえ、車や賃貸、結婚式など、全うな理由でお金が必要になるような時に、ローンの審査に一発で通る人たちは「ホワイトで勝ち組」であり、ソフトヤミ金の存在すら知りません。ソフトヤミ金を利用しているのは、どこからも借りれなくなった、「ブラック」の人たちです。

さて、そんなブラックが愛して止まないソフトヤミ金なのですが、金利が法外と言われています。それなのに全国的に長年にわたり需要があり、むしろちょっとした中小金融業者よりも利用者が多いと言われています。一体、これはどんなカラクリがあるのでしょうか。

そして、それを踏まえた上でソフトヤミ金はお金を借りるべき金融業者なのでしょうか。

ソフトヤミ金ってどうなってんの？

まず、一般的な大手消費者金融、中小金融などは貸金業者として、国や都道府県に登録されています。そのため、守るべきは利息制限法であり、例えば借入額10万円未満で年20％以上の金利で融資を行うと違反となります。

ちなみに以前はこれ以上の金利でこういった業者たちが融資していたことから貸金法が改定となり、現在では利息制限法ではこの金利がスタンダードとなっています。

ソフトヤミ金の場合、こういった利息制限法の金利を守っているとは言い難い、あり得ない金利を設定しています。例えば、ソフトヤミ金の融資方法には先引きというものがありますが、それは融資すべき金額から手数料や金利を予め差し引くことです。

例えば、1万円の融資枠があったとして、手数料が3000円、金利分で2000円が差し引かれるので、実際手元に残るのは5000円です。しかし、ソフトヤミ金的には融資すべき1万円から差し引いた金額なので、1万円融資を行ったという計算になるわけです。

さらに、ソフトヤミ金の返済日は十日後に完済という場合がほとんどなので、こうなると年利が20%どころか、10日で二割、つまりトイチの2倍…トニなわけです。利息制限法から考えると、明らかに違法性が高く、あり得ない金利です。一体、どうなっているのでしょうか？

個人間融資だと違法性は少ない？

例えば、ソフトヤミ金が一般的な消費者金融と同様に国や都道府県に登録していた場合、明らかな違法となるので、簡単にお縄となってしまうでしょう。しかし、ここで注意したいのが、ソフトヤミ金のほとんどは金融登録をしていない業者となります。

つまり、もぐりです。実は、ソフトヤミ金のようなモグリ業者は、利息制限法ではなく、出資法という個人間での取引として我々にお金を融資することができるようです。そして、その出資法が年利109.5%。およそ1割の利息を、年間で返済してもらうイメージです。ですからたった一度の融資と返済で、10日で1割（トイチ）の利息だったとしても、違法性は少ないとみなされます。それでももちろん「トニ」だと違法性があります。こういったことを考えると、優良なソフトヤミ金自体は、いうほどの悪さをしていない、ということになります。

しかし当然ながら、ダメなものはダメです。無許可というものは法治国家である我が国で認められていません。ソフト闇金の中にも、悪質と優良があるとしましょう。優良なソフト闇金は、ただ単に貸金業をしているだけですが、悪質なソフト闇金は、オレオレ詐欺や投資詐欺などをやっているグループもあるのです。これらが混合して、ソフト闇金となっているのです。